Q.マスコットキャラは「ワッピーくん」名古屋港の金城ふ頭で1985年に開催された博覧会といえば??
※正式名称と愛称どちらでも構いません
正解は…
「ワールドインポートフェアinナゴヤ’85(輸入博 名古屋)」でした!
解説
出題のねらい
この「ワールドインポートフェア」は、わずか25日間にか開催されなかったにもかかわらず、なんと約190万人もの人が訪れ、大成功を収めています。キャッチフレーズは「1日世界旅行」「世界市場、誕生」などでした。輸入品の大見本市といった様相で、ブランド品も安く手に入りました。
会場となった金城ふ頭の歴史は古く、1973年(S48年)には名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)が開業していました。この輸入博の会期は1985年(S60年)3月21日から4月14日まで。春休みとその前後という日程でしかなく、地方の博覧会とはちょっと言い難いものではありました。
ワールドインポートフェア とは
主催は財団法人名古屋輸入博協会。ポートメッセなごやは「バザールゾーン」として、たくさんの輸入品を買うことができたほか、周囲では世界のイベントを楽しめ、さらにはファクシミリやテレビ電話といった未来の技術も体感できる施設もありました。
当時、金城ふ頭へのアクセスはバスか自家用車のみ。しかし、駐車場に限りがあったことから、名古屋駅と会場を結ぶ2階建てバスが運行されたのが印象的でした。マスコットキャラクターは「ワッピーくん」。手足のついた地球というモチーフで、特に名古屋らしさを感じさせるものではありませんでした。
みんなの思い出から
これは難問だったと思います…。当時訪れた人にとっては、やはりバスの印象は強かったようで、導入された2階建てバスがその後どうなったかが興味深かったです。会期は25日間でしたから、転用が前提だったのでしょうね。日産ディーゼル製が名古屋遊覧バスに、バンホール社製が名鉄バスに転用されたそうです。
テーマは「ひろげよう国際交易の輪」。時代はバブルに向かって進んでいたこともあって、ブランド物は飛ぶように売れたようです。いや、名古屋は2000年代に入ってからもブランドブームがありましたね。時代に関係なくもともと好きなんでしょうね。
そんなこともありましたね
そうそう。ポートメッセ名古屋といえば「輸入車ショー」や「マンモスフリーマーケット」もありますよね。あと、1985年ということで科学万博絡みではないかと思われた方も多かったです。今では金城ふ頭には「リニア・鉄道館」「レゴランド」もできて、あおなみ線という鉄道も乗り入れましたね。
いただいた解答&感想
みんなの思い出
・二階建てバスが名駅から会場まで出ていた
・日産ディーゼルのは名古屋遊覧バスの定期観光バスに
・バンホール社のバスは名鉄バスが導入
・ブランド品がお値打ちに買えた
・シルバニアファミリーに似た動物家族の人形(中国製)を買ってもらった
楽しい不正解
・マンモスフリーマーケット(複数)
・ワールドショッピングフェア
・なるほど・ザ・ワールド(多数)
・ワールドアルミニウムを鉄球にするパーティ
・名古屋飛ばしのぞみ・鉄道博覧会
・ドリフト ゼロヨン博覧会
・世界鉄道車両博
・世界の船博覧会
・田中公平と吉田古奈美の大アニメ博覧会
・科学万博(複数)
・名古屋オリンピック
・外車ショー
・レゴ博
・地名しりとり
・名古屋港開港100周年記念祭
・世界デザイン博覧会
・名古屋商業感謝祭(な・ご・や商業フェスタ)
・名古屋汎太平洋平和博覧会
思い出アルバム
邪道【ワールドインポート・フェア ナゴヤ’85 輸入博名古屋】 記念メダル | 記念メダル図鑑博覧会なのか、イベントなのか 【ワールドインポート・フェア】は、1985年に愛知県の「名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)」で開催されたイベントである。これを「地方博」という括りにするかどうかは非常に微妙な規模のイベントである。会期日数...— 記念メダル図鑑 (@memorial_medal) August 22, 2020