Q.東海テレビで44年間放送された、名鉄グループ単独提供の紀行番組。全国各地でも放送されました。「『?』紀行」なんという番組だったでしょう??
正解は…
「ふるさと紀行」でした!
解説
出題のねらい
名古屋のテレビ局には、名鉄がスポンサーとなっている紀行番組・街ブラ番組がいくつもありますが、なかでも特筆すべきは、東海テレビで放送されていたこの「ふるさと紀行」です。放送期間は1963年(昭和38年)から2007年(平成19年)までと、なんと44年間。
全国各地をめぐる紀行番組として、NHKの「新日本紀行」と似ていると言われることが多いですが、新日本紀行の放送開始は1963年(昭和38年)10月7日、対する東海テレビのふるさと紀行は同じ年の5月2日と、わずか5ヶ月ではありますがこちらの方が先です。前身番組までたどるとNHKのほうが先なのですが…。
ふるさと紀行 とは
さらに、放送されていたのは東海テレビだけでなく、フジテレビや関西テレビでも名鉄グループの提供で流されており、広い地域で名鉄の観光施設をPRする目的もありました。全盛期には北海道文化放送から沖縄テレビまで流されており、東海テレビのエリア内である三重テレビでも流れていた時期がありました。
なお、2006年(平成18年)をもって名鉄グループが提供を降りたことにより番組は翌年終了。一方で、東海テレビの名鉄グループ提供枠は別番組として継続されていてその後「夢のちから」「祭人魂」「ちゃーじ」と受け継がれ、土曜午前に情報番組として放送されています。
みんなの思い出から
地味な番組でありましたが、全国各地を取り上げる紀行番組として、東海テレビらしいストレートな演出に惹かれる人も多く、またテーマ曲も心に染み入るものでした。また、吉村功さんや高井一さんのナレーションがじっくりと番組に没頭させるものになっていました。
二十四節気や文学に興味を持つきっかけになったという声も。また、番組本編だけでなく関東や関西で名鉄グループのCMが流れたり、名鉄のイメージソング「しなやかな風」が流れるのが新鮮だったという意見も。それだけ名鉄が全国に向けてアピールをしていた時代でもあったわけですね。
そんなこともありましたね
同じく、近鉄の提供で放送されていた大阪・毎日放送の「真珠の小箱」が同じような存在だったといえますね。名古屋でもCBCがずっと放送していました。そちらも2004年(平成16年)に終了しているので、大阪・名古屋の鉄道会社の紀行番組が同時期に相次いで終了したことになります。
いただいた解答&感想
みんなの思い出
・高井一アナ
・吉村功アナ
・テーマ曲が良かった
・土曜日
・名鉄グループのCM
・東京で名鉄のCM目当てに見てた
・茶室如庵・リトルワールド・明治村をバックに提供
・二十四節気や文学に興味をもつきっかけになった
・中日映画社
・秋田テレビでもやっていた
・長野放送でもやっていた
・長野では信州名鉄グループのCMに差し代わってた
・フジテレビでもやっていた
・テーマ曲のCDを持ってる
・今は「祭人魂」の枠
・そろそろ新しいパノラマカーお願いします
楽しい不正解
・旅はパノラマ(中京テレビですね)
・真珠の小箱(近鉄!)
・天ちんの土曜サロン人間こんさーと
・おばあちゃんのおごっつぉ
・ゴリ夢中
・いい旅夢
・人の話はちゃんと
・腰の痛いのがとれる
・東春信用
・中日信用
・ドロドロメロドラHOT
・ノックは無用
・いだてん
・巡り旅
・初春(ういはる)
・ターミナルサロン
・1日世界旅行リトルワールド
・ミューな
コメント
土曜日のひる11時半。ナレーションは吉村アナウンサー。
フジテレビだと岐阜バスとかリトルワールドのような観光関連のCMに差し替えてたな東海テレビでは名鉄百貨店のCMが流れてるらしいのはタイトルに切り替わるときのチラ見えで分かった
これを知ってるあなたは昭和の人
明治村とリトルワールドのCMテレビは覚えてる
大阪の病院に入院していた時に名鉄グループのCMを見てはこれこれって思った。
前枠のグループ紹介は、明治村→日本モンキーセンター→如庵→杉本美術館→リトルワールドだったかな。フィルム時代の名鉄各ホテルCMや後枠の静止画もなつかしや。
パノラマ紀行だったらどんな番組になってたんだろう?パノラマカーからの車窓風景中心かな?
この番組の提供は長野(NBS)では「信州名鉄グループ」でした。
思い出アルバム
ふるさと紀行 十津川の吊り橋 奈良 https://t.co/ihlXUaQUMq @YouTubeより
— yasuhiro (@yk_yasu5151) May 17, 2020
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