思い出レポート

地デジの試験電波と国際放送の電波を発射する県境の三国山 2001.6

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当時のレポート

愛知県と岐阜県の境、三国山へ行ってきました。景色が綺麗だという話は聞いていたので新緑を見がてらの訪問となりました。国道363号線から三国山入口へと入ります。林道ですが舗装はされています。 しかしすれ違うのは困難な細さです。

頂上に到着すると駐車場がありました。そして展望台へ。ここからは名古屋市内が一望できるはずだったのですが、 かすんでしまっていてあまり良く見えませんでした。夜景も綺麗そうですが、夜は地元では結構有名な危険スポットなのであまり おすすめできません。まあ、キャンプ場が開いている夏場であれば大丈夫だと思いますけどね。

さてここは電波塔がたくさん立っています。一説には四国まで電波が飛んでいるというRADIO-i(愛知国際放送)の本局送信所や、一般には受信することはできませんが、地上波デジタル実験用の送信アンテナがあり、 この日も何か工事がされていました。地上波デジタル放送の電波が実際にここから飛ばされることになったら、よく飛ぶでしょうね。

そして下山しようと藤岡方面へ降りようとしたら、通行止ではありませんか。以前は通れたのですがどうも 道路が崩壊したようです。もうひとつの県道へ出られる林道も崩壊していて、結局来た道を戻るしかありませんでした。細くてくねくね急な坂道ですので、ご注意を。

あとがき(2020.8)

地上デジタル放送の試験はあくまでも試験に終わり、ここから実際に地デジの電波が発射されることはありませんでした。想定よりも電波が飛びすぎたのでしょうね。

もし、ここに東海地区のデジタルタワーが建設されていたら、デジタル電波を発射していたタワーは岐阜県側にあるため、岐阜放送(ぎふチャン)が広域局と同じ場所から電波を発射できることとなり、愛知県でも多くの家庭で見られる環境になっていたことでしょう。

ただ実際に愛知県側で見られるようになるには、愛知県側にもアンテナを飛ばせるような仕組みが必要になるので、当初はスカイツリーに乗せないことになっていたのに乗っかれたTOKYO MXや、エリア外の滋賀県に電波を飛ばすことのできるKBS京都のような政治力でもない限り、それが実現することは無かったでしょうが。

地デジ実験タワーには、2005(H17)年に、万博の期間限定FM放送局「FM LOVEARTH」の送信所が設置されました。

そして、RADIO-i(愛知国際放送)が2010(H22)年9月末をもって日本で初めて、民放の放送終了、閉局ということになり。こちらもある意味、10年半の期間限定FM放送局となってしまいました。

RADIO-iの送信所は一度更地にされましたが、現在は同じ場所に東海ラジオとCBCラジオのFM補完放送局(ワイドFM)の送信所が建設されています。

さらに、一時期はNOTTVのアンテナもありましたね……。

さすが、電波が飛びすぎちゃう場所だけあって、景色は抜群です。お天気の良い日の展望台からの眺めは最高です。

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