Ｑ．現在も建設中の東海環状自動車道には1994年にニックネームが付けられました その名も「『？』ロード」？？
正解は…
「ＭＡＧロード」でした！
解説
出題のねらい
豊田東ジャンクションで新東名・伊勢湾岸道と接続し、愛知県豊田市から瀬戸市、岐阜県多治見市、そして美濃地方をぐるっとまわって海津市から三重県いなべ市を通って、新四日市ジャンクションで新名神高速と接続する「東海環状自動車道」はまだ全線開通には至っていません。
この道路は有料の高速道路なのですが、法的には「一般国道475号」という扱いです。平成の幕開けとともに1989年度（平成元年度）に着手され、2005年（平成17年）の愛・地球博（愛知万博）にあわせ、開幕の6日前に豊田東ジャンクションから美濃関ジャンクションまでの区間が開通しました。
MAGロード とは
先に開通していた「東海北陸道」と混同を避ける目的もあり、東海環状道にはニックネームがつけられました。それが「MAGロード」です。名古屋をぐるっと囲んで三重、愛知、岐阜を結ぶ道路という意味合いです。開通の11年前に名付けられ、万博誘致の段階から「万博とMAGロード」はセットでアピールされていました。
このMAGロードと伊勢湾岸道によって大きな環状の高速道路ネットワークが形成されることとなり、沿線には大型アウトレットモールの建設計画が持ち上がります。大野神戸インターに隣接する場所には2000年（平成12年）3月「リバーサイドモール」が中部初のアウトレットと称して開店。
みんなの思い出から
2002年（平成14年）3月には湾岸長島インターに隣接して「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」が開店、2005年（平成17年）3月には土岐南多治見インターに隣接して「土岐プレミアム・アウトレット」が開業します。長島と土岐は高速道路の開通と同時期の開店でした。
一方、リバーサイドモールに隣接する予定だった大野神戸インターの開通は2019年（令和元年）12月14日。リバーサイドモールはその開通を待つことなく、2011年（平成23年）3月に臨時休業しそのまま閉鎖。跡地は2017年（平成29年)12月にイオンタウン本巣となりました。
そんなこともありましたね
実際には「MAGロード」と呼ばれる未来は来ず、「東海環状道」と呼ぶのが一般的となりました。「富加関インター」「大野神戸インター」のように、2つの自治体を通る場所では2つの自治体の名前がつけられていますが…。
多治見市を通っていないにもかかわらず、多治見市と一般道で繋がっていないにもかかわらず、「土岐南インター」に「多治見を入れろ！」と多治見市の政財界が蜂起。土岐市側は無視するも、多治見は県知事に直談判して県議会でも焚き付け、土岐市側の猛反対を押し切り、岐阜県が日本道路公団に対して「土岐南多治見インター」にしてくださいと通告。そのまま正式に「土岐南多治見インター」となったのです。
東海環状自動車道は、この先の用地取得等が順調に行った場合、2026年度（令和8年度）に全線開通となる予定です。
いただいた解答＆感想
みんなの思い出
・三重・愛知・岐阜の頭文字（多数）
・マグロっぽい
・「ここにつながるMAGロード」
・MAG＝磁石のように沿線を繋ぐ
・MAG＝沿線が陶磁器の生産地
・鞍ヶ池公園に展示館があったような
・未だに旦那はそう呼ぶ
・岐阜県住みとしては早く西側も開通してほしい
・アメリカの刑事ドラマ「警部マグロード」とは関係無さそう
・新名神も「畿央まほろばハイウェイ」という愛称がある
・あまりこの手の愛称の認知度って高くないかも
・アルプス社の地図アトラスRDが昔は「MAGネット」という名前だった気がする
楽しい不正解
・東京から東濃へ首都移したロード
・マンガ・アニメ・ゲーム ロード
・落合ロード（昼神温泉）
・THE虎舞竜ロード（多数）
・焼き物ロード
・猿投グリーンロード
・猿投グリンロードに接続してないロード
・まだ環状になってないロード
・Love Power Beauty ロード
・トヨタへの部品輸送が早くなった
・モリゾーロード
・マックロード
・チャンプロード
・ブシロード
・きまぐれオレンジロード（複数）
・バージンロード
・金曜ロードショー
・ロードオブメジャー
・ただいまロード中
・ラリルレロード
・メルセデスAMG
・GAMロード
・エステdeミロード
・三菱エメロード
・昇龍道ロード
・コムロード
・ビクトリーロード
・カントリーロード
・フラワーロード
・しゃちほこロード
・東海グリーンロード
・ヤキニクロード
・サンロード
・高橋尚子ロード
・乙女ロード
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