名古屋オリンピックの誘致活動に使われていたキャラクターは何の動物だった?

Q.1988年(昭和63年)の開催を目指していた「名古屋オリンピック」その誘致活動で使われていたキャラクターは??

どんな動物だった??

正解は…

「カバ」でした!

解説

出題のねらい

「ともそう平和と友情の火」をキャッチフレーズに、1988年(昭和63年)に開催をめざしていた「名古屋オリンピック」。当時の愛知県知事によって招致計画が突如発表されたものの、当時は圧倒的な勝利ムードでもはや開催は決定事項かのような雰囲気がありました。

メインスタジアムは平和公園に建設するとし、その誘致活動でマスコットキャラクターとして活躍したのが「カバ」でした。当時、東山動植物園の人気者といえばカバ。名古屋を象徴する動物でもありました。しかし、1981年(昭和56年)のIOC総会でソウルに大敗します。

名古屋オリンピック とは

なぜコアラではなくカバだったのか?と思ってしまいますが、名古屋にコアラがやってくるのはこのオリンピック誘致失敗のあとのこと。日本初のコアラ来園を狙っていました。しかし東京に先を越されそうになった際には「オリンピックの二の舞か」と市議会で怒号が飛びました。

実は、オリンピック誘致に失敗して街じゅうが暗くなっていた名古屋に、何か明るい光を…!と 呼び寄せて、やってきたのが…コアラなのです!

名古屋オリンピックは「名古屋市制100周年」を記念しての誘致という側面もあり、事実上その代わりとして、世界デザイン博覧会を1989年(平成元年)を開催。さらに、国際的なイベントとして愛・地球博(愛知万博)を2005年(平成17年)に開催したことで、留飲は下がったとも。

みんなの思い出から

オリンピックの招致において、最大のライバルと言われたオーストラリアのメルボルンが立候補を取り下げたことで、名古屋は楽観視。反対運動はあったものの、当時の在名テレビ局は「オリンピックが名古屋にやってくる」というムード一色。イメージソングも作られました。

学校や幼稚園でも「世界中から選手がやってきます。みんなも運動しましょう」と、先生たちも、もはや開催されるものだとばかり思っていたという声も多く聞きます。その後、オリンピックには立候補していませんが、2026年(令和8年)にはアジア競技大会の開催が決まっています。

そんなこともありましたね

そういえば、岡崎市に本社を置き愛知県を中心に全国に店舗を展開していた「オリンピックスポーツ」というスポーツ用品チェーンがありましたね。スポーツクラブも展開。1996年(平成8年)に会社が無くなってしまいましたが、スポーツクラブだけはダイエーが引き受け、「ダイエーオリンピックスポーツクラブ」「コナミオリンピックスポーツクラブ」として2002年(平成14年)までその名は残っていました。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・まさかの落選
・夢に終わった
・瑞穂競技場が準備していた?
・鶴舞公園に集まっていきなりやったろうみゃあか

楽しい不正解

・コアラ(多数)
・ドアラ
・シャチ
・青年像(飛翔の前に名駅にいた人)
・モグラのチカちゃん
・モリゾーキッコロ
・ナナちゃん
・スーちゃん
・シャッチー
・つボイノリオさん
・トラ(複数)
・ナモちゃん ダガヤくん(金鯱)

コメント

デポちゃんですね!(違

思い出アルバム

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