2000年から10年半存在した名古屋の外国語FMラジオ放送局といえば?

Q.2000年4月から2010年9月まで10年半の間 存在していた 外国語番組も流していた名古屋のFMラジオ局 なんという名前の局だったでしょう??

正解は…

「RADIO-i(レディオアイ)」で会社名は「愛知国際放送」でした!

解説

出題のねらい

わが国にはFMラジオの電波を使った「外国語放送」という枠組みがあります。放送対象地域は東京、大阪、名古屋、福岡、それぞれを中心とした4つの都市圏です。これは1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災での外国人に対する情報提供不足から制度化されたものです。

その年の10月、大阪の「FM COCOLO」がいち早く開局しました。続いて1996年(平成8年)春に東京の「InterFM(現・InterFM897)」、さらに1997年(平成9年)春に福岡の「LOVE FM」が開局。最後に開局したのが名古屋の愛知国際放送、愛称「RADIO-i(レディオアイ)」で、2000年(平成12年)春のことでした。

RADIO-i とは

外国語放送の放送対象地域は都道府県単位ではなく都市単位です。RADIO-iは名古屋市・瀬戸市・豊田市・岡崎市・常滑市・豊橋市そして静岡県浜松市をカバーすることとなり、本局は瀬戸市の三国山(79.5MHz 5kW)に置かれ、豊橋(83.0MHz)と浜松(79.9MHz)にも中継局が設置され電波が発射されました。

名古屋の他のラジオ局は、AM局は東海3県(愛知・三重・岐阜)、FM局は愛知県のみを放送エリアとしており、浜松市だけとはいえ静岡県を正式にエリアに組み込んだ史上初の名古屋の放送局となりました。また、三国山は好立地であり和歌山県や高知県でも聞けたといわれ、日本で最も電波がよく飛ぶFMラジオ局が誕生しました。

みんなの思い出から

放送エリアを「MIDLAND(ミッドランド)」と呼び、パーソナリティは「iJ(アイジェイ)」、キャッチフレーズは「Feel the waves, Soothe your mind.」でした。放送機器製造も手掛けていた名古屋の製薬会社「興和」を中心に名古屋の財界企業が出資していました。

2005年(平成17年)には愛知万博(愛・地球博)が開催され、名古屋周辺が注目を集めた時期ではあったものの、開局から一度も黒字を計上することなく推移。開局10周年を迎えた2010年(平成22年)春には大きくイメージチェンジをするも、その年の9月30日に放送を終了。閉局。日本の放送史上初めてとなる承継局の無い民放局の停波となりました。

そんなこともありましたね

その3年半後のことでした。東京の外国語放送局「InterFM」が「InterFM NAGOYA」として名古屋に進出。2014年(平成26年)春に名古屋本局のみで開局します。2016年(平成28年)12月には「Radio NEO」として独立するも、2020年(令和2年)6月30日に放送終了。再び名古屋は外国語放送局の空白区となっています。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・興和
・Feel the waves,Soothe your mind.
・MIDLAND
・多言語のニュース
・Thank you for the Music
・クロージングで泣いた
・最後の交通情報の吉田さん
・四国でも聞けた
・JOGW-FM
・三国山79.5MHz 豊橋83.0MHz 浜松79.9MHz
・日本の放送史上初の閉局(地域FM除く)
・クリス・グレンさん
・クリス・グレンさんの番組のスタジオで生放送出た
・コリンさん
・Cocoroさん
・真渓ハナさん
・須藤理弓さん
・Frank Sinatraを好きになった
・タイムテーブルが今でもとってある

楽しい不正解

・Radio NEO
・FM LOVEARTH
・FM DEPO
・DANVO
・SHANANA! FM
・セント・ギガ
・ナックファイブ
・近畿東海放送
・ZIP-FM
・エフエム名古屋
・HTB
・ラジオ愛
・FMコーワ
・FMキューピーコーワ
・FMバンテリン
・FM MARUEI
・ヤメチャエコーワi錠
・ひふみんアイ
・オウム真理教放送
・NAMO5
・玉音放送
・Radio Caroline
・ジェイムス・ヘイブンスさん
・FMたわけ
・新間正次と新美しずよのラジオ朝市
・田原俊彦のシャワーリングナイト
・FMV
・キャッツ・アイ
・はるな愛
・オッド・アイ
・FMr.シャチホコ

コメント

レディオアイの悲劇がまた繰り返されてしまうのが悲しいですね

思い出アルバム

関連情報

あのころナゴヤ 管理人

このサイトは「あのころ」、主に平成・たまに昭和の名古屋圏、名古屋を中心とした愛知・三重・岐阜の東海3県の話題をお届けするサイトです。この企画をきっかけにテレビ番組が誕生しシリーズで放送されました。番組の立ち上げからスタッフとして参加、出題や出演者キャスティング、演出などにもかかわりました。

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