美濃加茂から犬山まで 名鉄グループが運行していた川下りといえば?

Q.岐阜県美濃加茂市から愛知県犬山市にかけて 名鉄グループが運行していた 川下りといえば??「『?』下り」

正解は…

「日本ライン下り」でした!

解説

出題のねらい

岐阜県可児市にある「日本ライン今渡駅」。今となっては「日本ラインとは何ぞや?」と思われてもおかしくない状態になっていますが、日本ラインとは木曽川のことであり、その木曽川での川下りを「日本ライン下り」と呼び、それを中心とした観光地であった時代があったのです。

現在は日本モンキーパークとなっている遊園地もかつては「犬山ラインパーク」と呼ばれ、可児川駅も「ライン遊園駅」としていた時代も長かったのです。犬山・可児・美濃加茂一帯を「日本ライン」として一体観光地化しようとしていたわけですね。

日本ライン下り とは

時は大正時代にさかのぼります。名古屋電気鉄道が犬山まで開業すると、犬山から土田への観光船「ライン上り」が開業するも間もなく廃業。しかし、土田に料理旅館「北陽館」が開業し、逆の川下りとして「ライン遊園」が開業し、名鉄の今渡線が開業すると、名鉄が観光事業に進出。それとは別の遊船事業も立ち上がりました。

しかし戦時中はすべてのライン下りが休止に。そして戦後、1964年に名鉄が「日本ライン遊船」を設立。翌年、美濃加茂市に乗船センターを開所。美濃太田には「日本ラインシュロス」というレストハウスもオープン。その後、時は流れ2002年をもって運休。翌年、地元の「木曽川観光」が継承するも2012年をもって休止しています。

みんなの思い出から

かつては、船頭さんが木曽節を謡いながら川を下るCMが多く流され、中日新聞に運行表も掲載されていました。下った後の船がトラックに乗せられて国道21号を北上する姿はよく見かけましたね。ウルトラセブンに登場したことで「聖地」扱いになっているそうです。

当時から、涼しさや景色よりも迫力を楽しむ傾向が強いほど、意外と急流で、現在は「リバーポートパーク美濃加茂」からラフティング体験ができるそうです。直接関係は無いものの、天竜川川下り船転覆死亡事故が影を落とした「休止」となった感はありますね。

そんなこともありましたね

「日本ライン」の名は、本場のライン川に風景が似ていることから、地理学者の志賀重昂氏が名付けたと言われていますね。なので「LINE」ではなく「RHINE」です。名鉄だったら「パノラマ下り」もありそう!?ちなみに、可児市・美濃加茂市をエリアとするラジオ局の社名は、日本ラインにちなんだ「FMラインウェーブ」です。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・「日本ライン今渡駅」は今も変わらない
・夏になると名鉄の駅にポスターが貼られていた
・運行表が中日新聞に毎日掲載されていた
・国道21号で船を積んで北上するトラックとすれ違った
・涼しさよりも迫力のほうが強かった
・木曽節を謡いながら川を下るCM
・冬は暖房船もあった
・広見線有料特急には「日本ライン」と名前がついていた
・レストハウス「日本ラインシュロス」が豪華な施設だった
・可児犬山から内海までの名鉄のレジャー戦略を感じる
・ウルトラセブンに出てきた?
・犬山ラインパークを思い出す
・ライン遊園駅を思い出す
・職場の慰安旅行で行った
・「日本ライン」の記念碑が美濃加茂市にある
・名鉄グループに就職して研修で乗った
・駅の名前は「リバーポートパーク今渡」にしないの?

楽しい不正解

・天下り(多数)
・へり下り
・腹下り
・パノラマ下り
・犬山ライン下り
・木曽川ライン下り
・中部日本ライン下り
・カカオトーク下り
・金しゃち下り
・ものすごくだり
・北アルプス号下り
・木曽川最速の下り
・名鉄犬山線下り
・名鉄広見線下り
・名鉄広見線上りからの名鉄犬山線下り
・準急新可児行き下り
・湘南新宿ライン下り
・上野東京ライン下り
・特急飛騨で下る
・ラインウェーブ下り
・日本ローレライ下り
・道三ONE下り
・日産スカイライン下り(複数)
・桃太郎の桃下り
・地獄下り
・猿の川下り
・セブンイレブン下り
・テイクアウトのお弁当による下りにご注意
・ビオフェルミン止瀉薬で止められる腹下り
・グランドライン下り
・みのおおたの午後は○○おもいッきり川下り
・マイライン下り
・まいんちゃん下り
・犬山ワンワンLINE下り
・ゴーロン星人によってアンヌ隊員が猿の脳と入れ替わってしまう下り

コメント

・え?過去形?日本ライン下りって今無いの?
・ウルトラシリーズおたくの方々ならおわかりでしょう
・ホントにドイツのライン河の雰囲気にあの辺りそっくり

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あのころナゴヤ 管理人

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