いかにも名古屋らしい名古屋港の遊覧船 どんな形をしていた?

Q.名古屋港の遊覧船のなかに かつて名古屋らしい ある形をしたものがありました 2000年(平成12年)まで運航されていたその遊覧船 どんな形だったでしょう??

正解は…

「金シャチの形をした遊覧船」でした!

解説

出題のねらい

今では夢か幻か?と思えるほどのデザインでした。かつて名古屋港には、実物よりも相当大きな、名古屋城の金シャチの形をした遊覧船が運行していました。その名も「金鯱」。足掛け15年にわたって運行されていたので、その姿を目にした方も多いのではないでしょうか。

「金鯱」が登場したのは1984年(昭和59年)のこと。三河の航路で運航されていました。その翌年、1985年(昭和60年)「金鯱2」が登場。この年、名古屋港で開催された「ワールドインポートフェア85」に合わせて名古屋港へとやってきました。

金鯱号 とは

その後、名古屋港の遊覧船として「金鯱2」は活躍。その10年後には新たに2代目の「金鯱」へと代替わり。「ニュー金鯱号」として親しまれました。しかし、2000年(平成12年)4月をもって引退。名古屋港から金シャチの形をした遊覧船は姿を消すことになります。

新たな船で遊覧は行われるも、運航していた名鉄名港遊覧船は名鉄海上観光船と合併し、2006年(平成18年)には名古屋港での遊覧船の運行を終了します。それ以降は別の会社が運航に乗り出したり、消滅したりを経て、今は「クルーズ名古屋」が水上バスで運航しています。

みんなの思い出から

1985年(昭和60年)のワールドインポートフェアと、1989年(平成元年)の世界デザイン博覧会で乗船したという声が多かったですね。また、社会見学や修学旅行などで乗ったという声も。私は子ども会で乗船した記憶がありますが、巨大金シャチはやっぱりインパクトありましたね。

キリンビールのテレビCMで星野仙一さんが乗船していたなど、名古屋らしい演出に使われることも多く、また、この船で結婚式の二次会をしたですとか、デートの思い出という声も。引退後には中部国際空港(セントレア)の建設作業員運搬船としても活躍したんですね。

そんなこともありましたね

さらにその後は名古屋を離れ、なんと韓国へ「輸出」されたのだとか。確かに、ニュー金鯱号こと2代目「金鯱」はわずか5年ほどしか使われていませんでしたからね。韓国の仁川と八尾島を結ぶ遊覧船「金魚号」として、2015年(平成27年)から運航されているそうです。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・名前は「金鯱(きんこ)」
・名鉄グループだった
・金鯱1号 金鯱2号 NEW金鯱の3代
・3代目に「しゃちまるくん」という愛称があったような
・友人が結婚式二次会で貸し切った
・デートで大喜びで乗った
・写真が残ってる
・ガーデンふ頭で見た
・初代が好きだった
・デザイン博で乗った
・ワールドインポートフェアで乗った
・キリン「でらうま」のCMで星野仙一さんが乗っていた
・遠足で乗って名港トリトンを見た
・社会見学で乗った
・修学旅行で乗った
・横風大丈夫だったのかな
・引退後中部国際空港の建設作業員を運ぶ為に使われた
・現在は韓国の仁川から八尾島に行く遊覧船「金魚号」として運航

楽しい不正解

・ナナちゃん人形
・パノラマカー
・天むす
・星野監督に凹まされた形の扇風機と冷蔵庫
・基幹バスミッキー
・東山ガーデン
・矢場とんのブーちゃん
・反り上がったエビフライ
・宣銅烈さん李鍾範さん李炳圭さん
・上沼恵美子さん
・河村たかしさん
・つボイノリオさん
・金正恩氏
・東海テレビのマーク
・TEAM SHACHI
・船体が名古屋城そのもの
・飛翔
・甘口抹茶小倉スパ
・味噌煮込みうどんの土鍋
・手羽先
・ツインテール
・金庫
・信長の鉄甲船
・戦艦大和
・ゴンドラ(イタリア人)
・クイーン・エリザベス号
・エンゼルハープ号

コメント

金シャチ号遊覧船は、工業地帯しかない殺伐とし過ぎた名古屋港を1周するだけのほとんど「工業用貨物船」としか思えない地獄巡りと、当時の宝島社の「VOWだがね!!」なる本に書かれてました

金のアイツだ…

メッチャ憧れで乗れた時の嬉しさったら。なんのCMかは忘れましたが、故星野仙一氏も乗っておられましたね…

乗りました!デザイン博の時に初めて乗りました!

これは鯱一択では…?

思い出アルバム

関連情報

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