Ｑ．毎年６月にレインボーホールで「『？』創業祭」という名の大バーゲンを開催していた 名古屋発祥のヤングレディース服の小売りチェーンといえば？？
正解は…
「SUZUTAN（鈴丹）」でした！
解説
出題のねらい
「鈴丹（SUZUTAN）」は現在もパレモのブランド名としてその名を残していますが、かつては名古屋を発祥とするヤングレディースカジュアル店として全国展開し、バブル期には隆盛を極め、最盛期には業界トップの売上を誇るまでに至ったブランドでした。
名古屋に限らず全国で「一度は通る鈴丹」と言われ、中学生や高校生の女の子が大人になるまでの間に誰もが一度は服に袖を通すほどでした。なかでも毎年6月にレインボーホール（現：日本ガイシホール）で開催された「SUZUTAN創業祭」は社会現象と言えるほどの人気でした。
鈴丹 とは
SUZUTAN創業祭の日にはレインボーホール周辺の道路が渋滞するほどの盛況ぶりで、冬には「冬のSUZUTAN創業祭」も開催されました。鈴丹は戦後直後の1949年（昭和24年）に「鈴丹洋装店」として創業。1975年（昭和50年）に栄の中日ビルに店舗を開設したことを足がかりにチェーン展開を開始します。
最盛期は1986年（昭和61年）からバブルにかけてで、同じく名古屋を本拠とするアパレルチェーンの「リオ」と長年ライバル関係にありました。全国的には「鈴丹」「三愛」「鈴屋」はレディースアパレルチェーン御三家と呼ばれるほどになったのですが…。
みんなの思い出から
バブル崩壊によって全体的に衣料販売は不振に。ファストファッションの登場もあり、2004年（平成16年）に鈴丹は流通大手ユニーの連結子会社に。そして2011年（平成23年）にはユニーのヤングレディース衣料専門店だったパレモと合併。会社名として鈴丹の名は消えることに。
パレモになったあとも「創業祭」は開催されましたが、2012年（平成24年）6月が最後となりました。その後パレモはユニーグループを離脱。現在は独立したパレモ・ホールディングス傘下のパレモのブランドの一つとして「SUZUTAN」の名を残しています。
そんなこともありましたね
当時の「SUZUTAN創業祭」の規模はすごかったですね。服を買いに行った女の子のワクワク感はもちろん、納入業者はその段ボールの数に驚き、通りがかっただけでもあまりの車の数に「今日はレインボーホール何やっとるの？ああ！鈴丹の創業祭か！」と言われるほどでした。テレビＣＭもよく見かけ、渡辺満里奈さんや保坂尚希さんの印象は強いですね。
いただいた解答＆感想
みんなの思い出
・創業祭によく行った
・なぜ無くなってしまった…？
・冬は吹上ホールで「冬のSUZUTAN創業祭」
・毎年その時期になるとワクワクした
・搬入のバイトをしたら段ボール箱の数にびっくり
・彼氏だった夫に連れられて行き服に関心が
・保阪尚希さん渡辺満里奈さんのＣＭ
・土曜夕方の中京テレビの番組提供
・新栄にお店があったような
・一宮の本町商店街のお店で買ってた
・サカエチカや南大津通、名駅にお店
・かつて御用達だった
・アパレルが元気だった時代
・ファッション雑誌に載ってる流行アイテムが安価
・高校生の頃本当にお世話になった
・母が好きだったブランド
・レインボーホールという呼び名が懐かしい
・ユニーグループのイメージ(2000年代になってから）
楽しい不正解
・ユーシャレオ
・ラフォックス
・リオ（ライバル）
・あかのれん（多数）
・サンフォード
・スズケン
・近鉄パッセ
・プロス
・興和
・パレモ（合併して現在）
・五金洋品店（日本初のラジオＣＭ）
・西松屋
・伊勢丹
・レナウン
・ジャパネット
・オールスター
・仁丹（多数）
・しまむら
・コメ兵
・しょこたん
・ノンタン
・ナポリタン
・牛タン
・スカポンタン
・アンポンタン
・オオツルギタン
・広瀬すずちゃん
・自転車そうぎょう祭
コメント
若い頃、よく服買ってたお店だ！レインボーホールにも何回か行った。そういえば、その話聞かないな。
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