名鉄や市バス・地下鉄などで共通利用できた磁気カードシステムといえば?

Q.名鉄や地下鉄・市バスなど 名古屋圏のバスや鉄道で共通利用できた 磁気カード・システムの名前は??

正解は…

「トランパス」でした!

解説

出題のねらい

トランパスと言ってもトーヨータイヤの商品名ではなく、かつて名古屋地区で鉄道やバスに乗ることができた磁気カードです。現在のICカード乗車券のように、他の地域のカードとの相互利用はできず、あくまでも名古屋近郊にある参加交通事業者でのみ利用できるカードでした。

利用することができたのは、名鉄(名古屋鉄道)や名鉄グループのバス、名古屋市交通局、あおなみ線、リニモ、ピーチライナーで、すべての区間で使用できたわけではなく、一部利用できない区間も存在していました。トランパスという名称は名鉄と市交通局共同による公募での決定でした。

トランパス とは

前払式のプリペイドカードで、金額は5種類。500円と1,000円のカードはその利用可能金額もそのまま。一方、2,000円で購入できるカードは2,200円利用でき、3,000円カードは3,300円、5,000円カードは5,600円と、それぞれにプレミアム金額が付与されていました。

もともと、名鉄は1990年から「名鉄パノラマカード」を発行、一方の市交通局は1998年から「ユリカ」をそれぞれ導入。トランパスとして共通化されたのは2003年3月27日のことでした。首都圏では既にICカード乗車券「Suica」が2001年11月に導入されており、かなりの遅れをとっていました。

みんなの思い出から

名古屋地区では、トランパスに参加していなかったJR東海が2006年11月に「TOICA」を導入。名鉄と市交通局も2011年2月に「manaca」を導入し、トランパス対応カードは発売終了。2012年に利用終了となり、トランパスという名称で運用されたのはわずか8年弱でした。

なんといってもプレミアムが1割以上付与されていたのは魅力でした。記念デザインカードがたくさん発行されたのは、まるでテレホンカードのようでしたね。時期的に愛・地球博(愛知万博)を見越しての導入であり、万博への来訪とともにトランパスという名をご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。

そんなこともありましたね

一方で「パノラマカード」と「ユリカ」という名称が根強く、カードデザインもそちらの名称がメインで、共通利用システムである「トランパス」は印象が薄かったという声も。積み増しや、90分以内の乗り継ぎ割引といった機能もありましたね。Trans+Passでトランパスです。ドラゴンズ+グランパスではありません。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・プレミアムがたくさんついた
・トーヨータイヤではない
・裏に履歴が印字される
・名鉄金山の下車印がメイ金
・ピーチライナーにも乗れた
・ストイコビッチもヨロコビッチ
・記念デザインカードがたくさんあった
・ドラゴンズ+グランパスなの?
・名鉄で使えるようになるまで時間がかかった
・子どもの頃に習い事で使ってた
・自販機の1000円カードはデザインが古かった
・モバイルスイカの履歴は今でもTP○○

楽しい不正解

・サロンパス
・グランパス
・ケムンパス
・サイコパス
・オクトパス
・オリンパス
・リリーカード
・パールカード
・オレンジカード
・トランザム
・やっとかめ
・イコマイカ
・ユリカ
・取らん!パス
・トランバス
・タイガース
・ゼロシステム
・monaca
・顔PASS
・ADVAN
・トランピオ
・ザンジバル
・マスロバル
・ニセトイカ
・トランクス

コメント

先日のクイズと今回のクイズの正解が合体した1枚を発掘しましたー☆[PokeParkトランパス]oです♪

ストイコビッチもヨロコビッチ

あまりトランパスの名は普及していなかったように思います。

名称については東洋ゴムの方が先だったけど、異業種ゆえ許されたのだろう

あれ…名鉄のこれ、帰省用にまだ持ってるかもしれない…?残高あったかなぁ…?

ラガールカードかと思ったらスルッとKANSAIだった的な問題だ!

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コメント

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