当時のレポート
最近はショッピングセンターに併設されている映画館、「シネコン」が流行ですよね。特徴としては大きな劇場がいくつもあるという点と、郊外にあり、駐車場が豊富というところですね。
マイカルグループなどがワーナー・マイカル・シネマズを全国展開するなか、名古屋を地盤とする流通大手ユニーが、本社のある稲沢市に初めてのシネコン「ユナイテッド・シネマ稲沢」を昨年(1999年)12月にオープンしました。
会社的には、昨年10月に設立されたユナイテッド・シネマ株式会社が運営しています。
訪れたこの日は日曜でしたが、午前の一番ということもあり、特に混雑することもなく観ることができました。劇場は広く、高低差もあるのですが、座席が前後でずれていないのが気になりました。
最新の作品など一部の作品では指定席を導入していますが、基本的には自由席(※当時)なので 早めに行ったほうがいいと思います。完全入替制で、上映時間直前になるとそれぞれの部屋の前に行列ができます。
この稲沢に続いて、今年(2000年)7月にはアピタ阿久比店に「ユナイテッド・シネマ阿久比」も誕生しています。
あとがき(2020.8)
すっかり記憶から抜け落ちていたのですが、当時のレポートを読んで「自由席で上映時間直前になるとそれぞれの部屋の前に行列ができます」は、時代の違いを感じますね。
ユニーのシネコン展開は、この本社近くにあるアピタタウン稲沢と、阿久比のほか、今は名古屋空港に隣接している、エアポートウォークのミッドランドシネマ・名古屋空港がありますし、地元に限らず関東では、けやきウォーク前橋にユナイテッド・シネマ前橋が展開されていたりしますね。
そして、文中に登場した、マイカルグループのワーナー・マイカル・シネマズ、懐かしい響きですね。現在のイオンシネマです。
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