Q.1994年に三重県伊勢市の朝熊山麓で「第5回ジャパンエキスポ」として開催された博覧会といえば何だった??
正解は…
「世界祝祭博覧会(まつり博・三重’94)」でした!
解説
出題のねらい
バブル景気が絶頂を迎える時期に各地で行われた「地方博ブーム」。1988年(昭和63年)には岐阜県で「ぎふ中部未来博」と「飛騨・高山 食と緑の博覧会」が、その翌年に愛知県で「世界デザイン博覧会」が開催されました。そして、遅れること5年。バブルが崩壊してから開催したのが三重県でした。
1992年(平成4年)から始まった、通商産業省による特定地方博覧会制度による地方博覧会「JAPAN EXPO」。富山、岩手、信州、和歌山と開催され、第5回JAPAN EXPOとして1994年(平成6年)に開催されたのが「世界祝祭博覧会」、愛称「まつり博・三重’94」です。
世界祝祭博覧会(まつり博・三重’94)とは
三重県は日本で最もお祭りが多い県であることなどから「まつり」をテーマにしていて、キャッチコピーは「新たなであいを求めて」でした。博覧会の開催のきっかけは三重県知事と近鉄の社長の会談から構想がうまれたといわれています。
開場は伊勢市の朝熊山麓。マスコットキャラクターは「ミポラ」。このまつり博開催に合わせて、1993年(平成5年)には伊勢戦国時代村(現:ともいきの国伊勢忍者キングダム)が開業、1994年(平成6年)には志摩スペイン村が開業。そして博覧会の会場に三重県営サンアリーナが完成しました。
みんなの思い出から
インフラとしても伊勢二見鳥羽有料道路(伊勢二見鳥羽ライン)が開通し、国道23号南勢バイパスが全線4車線化されるなど整備が行われました。期間中は、三重テレビがサテライトスタジオを設置して、「おはよう!まつり博」「ビバ!まつり博」と1日2回会場から生放送。三重テレビはこの時に初めて「情報カメラ」を導入し、のちに津に設置されました。
また、FM三重はイベントFM放送局「RADIO Pirates」を開局、発足記者会見に当時のFM三重の社長が海賊のコスプレで登場して話題になりました。ガイドブックは中日新聞と伊勢新聞がそれぞれ刊行、テレビCMは三重県出身の植木等さんでしたね。
そんなこともありましたね
さすが三重と近鉄ということで、当時近鉄グループだったOSK日本歌劇団のレビューがあったり、三井・東芝館ではF1レースがモチーフ。岡本太郎さん作の噴水彫刻「出会いの泉」も配され、遊園地ゾーン「ミポランド」に設置された観覧車はのちに名古屋市港区のシートレインランドへと移設されました。
そして会場跡地では23年後、2017年(平成29年)に「お伊勢さん菓子博」が開催されることになります。
いただいた解答&感想
みんなの思い出
・NECデジタル縁日
・三井・東芝館F1日本GP
・OSK日本歌劇団のレビュー
・JR東海パビリオン「時間旅行」
・岡本太郎さん作 噴水彫刻「出会いの泉」
・ダチョウの肉・ワニの肉
・CMは三重出身の植木等さん(複数)
・15回行った
・元カノと行った
・ミポラ体操
・公式ガイドブックが2種類(中日新聞・伊勢新聞)
・バイクの駐輪場は有料のはずだったのに…?
・志摩スペイン村が同時期に開業
・会場は現在「サンアリーナ」
・伊勢の観光パークアンドライドの拠点に
・キャラクターのぬいぐるみ今もある
・ミポラ(複数)
・快速みえの車両が新車(キハ75)に置き換えられた
・近鉄23000系特急伊勢志摩ライナーがデビュー
・その前年が第61回式年遷宮
・四日市市の日とキルギス共和国のイベントを見に行った
楽しい不正解
・お伊勢さん菓子博(複数)
・エムっとくん
・ミポリン
・ぎふ中部未来博
・トミカ博&プラレール博
・宮大工とマルシン出前機の博覧会
・ステーキのあさくま博覧会(複数)
・ジャパンエキスポと言えばフランス
・クールジャパン
・伊勢うどん博
・おま釣り博三重
・伊勢赤福ええじゃないか博
・駅のスポット
・伊勢志摩サミット(複数)
・日本神社博
・国際秘宝館博
・中尾ミエ博
・日本鋼管から船流出
・伊勢志摩空港博覧会
・世界真珠博(ミキモト主催・RDシェル後援)
思い出アルバム
当時はこんなコーラ缶🥫がありました pic.twitter.com/y6asFwWRPE
— 🥺こ り ん ご😷(マンサニータ・BNワナナ) (@Koringo_jp) August 28, 2020
まつり博 三重 ですね。
あのマスコットの名前思い出せんかった
(ミポラっていうんやね) pic.twitter.com/PcSvPLCLT3— えいだんねこ (@metrocat5) August 28, 2020
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