地下鉄名城線は 2004年「日本初」を達成 どんなことで 日本初になった?

Q.地下鉄名城線は2004年に延伸したことで「日本初」を達成しました どんなことで日本初になったのでしょうか??

正解は…

「日本初の地下鉄環状運転」でした!

解説

出題のねらい

2005年(平成17年)の愛・地球博(愛知万博)に向けて名古屋を中心に様々な交通インフラが拡充されたなかで、大きく変わったのが紫がシンボルカラーの地下鉄名城線でした。その際に日本初の地下鉄環状運転を実現しているのですが、それまでは今とイメージが異なりました。

名城線は地下鉄2号線として1965年(昭和40年)に栄と市役所の間で開業。徐々に路線を延伸し、1971年(昭和46年)に大曽根から名古屋港までが開通し、いったんそこで2号線としての建設は停止します。一方で、1974年(昭和49年)に4号線の金山から新瑞橋までが開通。

日本初の地下鉄環状運転 とは

これにより名城線は、2号線の「大曽根-名古屋港」と、その途中にある金山から分岐した4号線の「金山-新瑞橋」を合体した区間となり、大曽根から伸びてきて金山で名古屋港と新瑞橋に分岐する、いびつな逆さのYの字のような形となります。

そうなんです。2004年(平成16年)に「金山-名古屋港」が名港線として分離されるのですが、本来はこちらが2号線なのです。そしてその年までに4号線の「大曽根-新瑞橋」が開通。2号線の「大曽根-金山」と4号線の「金山-新瑞橋-大曽根」の区間をくっつけて、環状の地下鉄名城線が誕生するのです。

みんなの思い出から

地下鉄の環状線としては先に都営大江戸線があったのですが、環状運転は行われておらず、名城線が日本初となりました。ですので、名城線は「日本初の地下鉄環状運転」であって「日本初の地下鉄環状線」ではないので注意が必要です。

行き先表示が「右回り」「左回り」と独特で、英語では「Clockwise」と「Counter Clockwise」となっています。この地下鉄名城線の環状化の日、2004年(平成16年)10月6日には「金山-名古屋港」が「名港線」へと名称を変更を行い、また同時に「あおなみ線」も開通、名古屋市内の鉄道路線が大きく変わった日となりました。

そんなこともありましたね

確かに「日本初の地下鉄環状運転」ではありますが、先に「日本初の地下鉄環状線」は存在していて、さらに「環状運転」も地下鉄以外では他の地域で存在していて珍しものでもなかったわけですが、名古屋地区においては「環状」であることが目新しく感じたものです。

愛知環状鉄道は前からありましたけど、あれは環状線でもなければ環状運転もしていませんからね。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・右回り・左回りに驚いた(多数)
・どっち方面行きかわからなくなることがある
・英語は「Clockwise」と「Counter Clockwise」
・平安通で小牧線から直通乗り入れしてほしかった
・スーパーベルズのモーターマンシリーズでは先頭車両に掘削機付けてた
・初代の車両は京王車両 今は高松琴平電気軌道に
・すべての車両がVVVF車で統一された環状線(複数)
・無絶縁軌道回路式の車内信号
・本来は大曽根~金山~名古屋港が名城線(2号線)で金山~新瑞橋~大曽根が「4号線」だったのに
・金山~名古屋港が別の名前「名港線」にされた
・あおなみ線も同じ日に開通
・2つのプロスポーツチームの本拠地が最寄り駅
・外回り・内回りに違和感
・茶屋ヶ坂は基幹バスの方が中心部に出やすい
・車庫はどこに?(ナゴヤドーム前矢田のあたり)

楽しい不正解

・地下鉄初の環状線(多数)
・名古屋城の中まで地下で繋がっている
・ナゴヤドーム前矢田駅ではドラゴンズの選手が日替わり駅員
・名鉄瀬戸線と相互乗り入れを果たした
・食堂車ができた
・既存路線の一部を盲腸線にして切り離した
・中京テレビの最寄り駅ができた
・Jリーグのホームグラウンドに2つめの最寄り駅ができた
・ガイドレール
・200km/h高速運転
・時速300キロを達成
・英語なのにローマ字表記(Sogo rihabiri center)
・全線地上運行
・上飯田の商店街が大打撃
・都市の中央駅に乗り入れない環状鉄道
・東山動物園のジェットコースターとつながった
・ローリングスタートが可能になった
・リング(中田秀夫監督作品)
・液状化
・最長交易路で2点もらった
・「E電」と呼ばれるようになった
・一周しても勘定運転

コメント

循環運行ですか。環状(循環)運行はなんら珍しくないのに、やたら「地下鉄では初の」という言葉を聞きました。

当時のCMには、岩瀬投手と福留選手が出てたかと思います。

思い出アルバム

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あのころナゴヤ 管理人

このサイトは「あのころ」、主に平成・たまに昭和の名古屋圏、名古屋を中心とした愛知・三重・岐阜の東海3県の話題をお届けするサイトです。この企画をきっかけにテレビ番組が誕生しシリーズで放送されました。番組の立ち上げからスタッフとして参加、出題や出演者キャスティング、演出などにもかかわりました。

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