川津祐介さんらが司会 28年にわたって放送された「科学」がテーマの中部電力の番組といえば?

Q.川津祐介さんらが司会を務め 28年にわたって東海テレビなどで放送された「科学」をテーマにした中部電力の提供の番組と言えば??

正解は…

「てれび博物館」でした!

解説

出題のねらい

東海テレビで1978年(昭和53年)から28年間の長きにわたって放送された科学技術教養番組「てれび博物館」は、科学技術庁長官賞や文部科学大臣賞を受賞するほどで、様々な分野かつ身近な科学に関するテーマを毎週取り上げ、深く掘り下げる30分の番組でした。

中部電力の1社提供でした。当時、中部電力は東海3県だけでなく、長野県全域と静岡県の一部(富士川以西)もエリアであったことから、長野放送では同時ネット、テレビ静岡でも時差ネットされていました。さらに、番組販売というカタチでフジテレビ、関西テレビでも放送されていました。

てれび博物館 とは

番組開始当初は俳優の川津祐介さんが司会を務め、後期は現在はショッピングキャスターとして活躍している中野珠子さんと2人で番組を進めるのですが、川津さんは心臓の病気を患い手術。その手術の様子も「てれび博物館」で一部始終放送され、手術は奇跡的に成功します。

川津さんは2001年(平成13年)春に番組を降板、その後は大桃美代子さんと知嶋大貴さんの2人体制になり、2002年(平成14年)年春には「てれび博物館 それってホント!?」と改題。大桃美代子さんと春風亭昇太さんによる生活情報番組へと変化し、2006年(平成18年)春に終了しています。

みんなの思い出から

この番組は、番組が不足している放送局に番組を配給していた「放送番組センター」の配給番組にもなっており、配給される際には「川津祐介のおもしろサイエンス」と改題されていました。三重テレビでは「てれび博物館」「川津祐介のおもしろサイエンス」ともに放送実績があります。

なお、東海テレビの放送時間が日曜午前10時からの30分だったため、フジテレビで同じ時間に放送されていた「笑っていいとも!増刊号」が10時30分からになっていて、1週遅れの放送となっていたため、名古屋の視聴者の中には「増刊号を作るのに1週間かかるのか…」と勘違いしていた人も。

さらには、フジテレビでは午前10時から午前11時45分までの放送で、そのあと15分間のニュースという編成だったものを、東海テレビでは30分遅れでの放送としたわけですが、ニュースは遅らせるわけにはいかないので…。

増刊号の前半1時間15分を「第1部」として放送してニュースを挟んだ後、正午から「第2部」としていました。フジテレビはその分割ができるように増刊号を制作していたものと思われます。なお、てれび博物館を同時ネットしていた長野放送でも同様の編成となっていました。

そんなこともありましたね

「てれび博物館 それってホント!?」が終了した2006年(平成18年)春、中部電力は中京テレビで「でんじろう先生の日曜実験室 ラブラボ!」をスタート、事実上の後継番組となりました。現在はミニ番組となっていますが、中京テレビでは「でんじろう先生のはぴエネ!」が中部電力の1社提供で放送されています。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・日曜の朝10時からの放送だった
・日曜の朝はこれ 楽しみだった
・当初はずっと真面目な科学番組だった
・放送番組センターから地方局に配給された
・配給先では「川津祐介のおもしろサイエンス」として放送された
・川津さんが心臓に病気を患った
・アシスタントの中野珠子さんを今も通販で見かける
・岩本尚子さん(グラビア→司法書士)
・中部電力の提供で長野放送やテレビ静岡でも流れた
・工業高校の先生が出演したのを自慢してた
・広報としてこういった番組があった優雅な時代
・職場に番組の取材が来たことがある
・ロケ現場に遭遇した 川津さんは紳士だった
・長野放送は同時に放送していた
・三重テレビでも放送されていた
・フジテレビ・関西テレビでは早朝に放送されていた
・「笑っていいとも増刊号」が10時30分からだった
・そのためフジテレビに比べて1週・2週遅れだった
・10:30「笑っていいとも増刊号第1部」12:00「第2部」
・のちに「それってホント!?」という副題がついた
・春風亭昇太さん
・大桃美代子さん

楽しい不正解

・でんじろう先生のはぴエネ!(複数)
・でんじろう先生の日曜実験室 ラブラボ!
・ハッピー!エコCUTE
・美しい科学 シグナス
・かがくdeムチャミタス!
・Gメン’75
・ワイルド7草波隊長
・川津祐介のくいしん坊!万才(複数)
・テレビ温泉
・関西本線保安協会
・ケペル先生
・でんきの博物館
・てれび民俗資料館
・科学忍者隊ガッチャマン
・カテエネ
・トーエネック!
・なぜなに中部
・なぜなぜ九州
・Dr.クラナガン
・モーレツ!科学教室
・ミームいろいろ夢の旅
・野生の王国
・世界ふしぎ発見!
・紺野美沙子の科学館(複数)
・所さんの目がテン!
・テレビ寺子屋(複数)

思い出アルバム

関連情報

あのころナゴヤ 管理人

このサイトは「あのころ」、主に平成・たまに昭和の名古屋圏、名古屋を中心とした愛知・三重・岐阜の東海3県の話題をお届けするサイトです。この企画をきっかけにテレビ番組が誕生しシリーズで放送されました。番組の立ち上げからスタッフとして参加、出題や出演者キャスティング、演出などにもかかわりました。

あのころナゴヤ 管理人をフォローする
Q.放送番組
スポンサーリンク
あのころナゴヤ 管理人をフォローする

コメント

  1. 匿名 より:

    もともと関西テレビがいいとも増刊号を11:25で打ち切って自社制作番組を放送していたので、東海テレビは1週間遅れということもありその構造をうまく生かしたのでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました