海老せんべいで目玉焼きを挟んでソース・お祭りの屋台で食べるのは?

Q.主に海老せんべいで目玉焼き状の卵を挟み ソースなどで味付け お祭りの屋台などで食べられるのは??

今もありますが……昔食べたときの思い出など、ありませんか?

正解は…

「たません」でした!

解説

出題のねらい

たませんは「玉せん」とも書きます。基本的にはお祭りの屋台などで販売されるもので、駄菓子店などでも見かけることはあったものの、一般的な飲食店でラインナップされていることはほとんどなく、子どもがお小遣いを握りしめて買うものという存在でした。

最近ではそういった子どもたちが大人になったことから、お好み焼屋さんなどで提供されることもあります。作り方は、大判の「えびでん」や「たこせん」または「いかせん」を鉄板の上で焼いて、ソースを塗って、別途焼いたスクランブルエッグをせんべいに乗せて、マヨネーズをかけて二つ折りします。

たません とは

関西で「たまごせんべい」と呼ばれているものに似ていますが、関西はせんべいを割りませんし、黄身をつぶしません。一方の名古屋は、卵はぐちゃぐちゃですし、半分に割ったものをアルミホイルなどで包んであるので、テイクアウトスタイルで歩きながら食べられます。

豪華にトッピングできる場合もあり、チーズやベーコン、たこ焼きなんかを一緒に挟んだりすることも。名古屋近郊ではえびせんべいをはじめ大判せんべいの生産が盛んなことから、昭和30年代頃から駄菓子屋さんで考案され、その縁日で広がりましたが、エリアは局地的で、大学祭の模擬店で知ったという人も多いといいます。

みんなの思い出から

「坂角のゆかりで、三和の名古屋コーチン卵を挟み、仕上げはコーミソース。金沢の金粉を添えて、養老サイダーとともに」という超リッチたませんプランもいただきました。名古屋を中心とする中部地方のプレミアムが集約された…たません。お値うちなのか高級なのかよくわからなくなります。

小さい頃から縁日で見かけていると、全国的にあるのでは?と思ってしまう一方で、常設店での販売が少ないことから「ご当地グルメ」としての立ち位置もないという幻のような存在。トッピングに焼きそばや豚肉を入れたという人も。天かすを入れると関西色が強まりますね。

そんなこともありましたね

「尾張焼き」という回答をいただきましたが、えびせんは三河の沿岸部のものにもかかわらず、たませんは本当に尾張の局地的な存在というのは興味深いです。かつて昭和の頃、縁日で屋台を出す人たちの「シマ」がたませんの普及エリアに影響していたのかもしれませんね。

いただいた解答&感想

みんなの思い出

・マヨネーズの入ったマヨせん
・豚バラ肉が入った肉たません
・ご当地ものだと知って驚いた
・天かす入りが好き
・小学校の夏休みプールの帰りに食べた
・高校の文化祭の模擬店で出した
・家でときどき作る
・知ってるけど食べたこと無い
・お好み焼のお店で食べた
・名城大学の大学祭
・口のまわりがベトベトに
・焼きそばをトッピングできた
・大須で売ってた
・ソース多めが好み
・近所のホームセンターの近くで売ってる

楽しい不正解

・尾張焼き
・タマゴン
・えびせん
・多摩センター
・坂角のゆかり
・ひなきん
・TMS
・備前屋の淡雪
・スタンハンせん
・たこせん
・浅ヤン
・かっぱえびせん
・コロナウイルス緊急事態宣言延長
・赤江珠緒たません
・なごせん

コメント

子どもの頃は近所にはたませんのお店は無かった

関連情報

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